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これからの季節の強い味方!東芝メディカル、高感度のインフル検出装置 

初期の微量ウイルスも測定
 東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市、瀧口登志夫社長、0287・26・6211)は、インフルエンザウイルスを高感度に検出できる検査システム(写真)を発売した。簡単な操作で検査でき、測定時間も8分と迅速な判定が可能だ。価格は装置が50万円、キット(10回分)が1万3000円(ともに消費税抜き)。初年度に400台、1万2000キットの販売を見込む。

 ウイルスなどの抗原の有無を自動で判定するたんぱく質分析装置「ラピームアイ10」に、独自開発した専用の体外診断用医薬品であるインフルエンザウイルスキット「ラピームフルAB」を組み合わせて使用する。

 独自の光検出技術を応用し、高感度化した。ウイルス量が少ない感染初期でもウイルスを検出できるため早期診断・早期治療に貢献できる。自動で陽性・陰性を判定するため、目視による判定のバラつきも低減する。装置は幅150ミリ×奥行き230ミリメートル。重さ1・6キログラム。
日刊工業新聞2016年12月6日
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
初期に手を打つことが重要なインフルエンザ。以前罹患した際、誤診されて長引いたことがありました。ぜひ普及してほしいです。

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