水中でも活躍するお掃除ロボット

鈴与海運が自社船舶に採用

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水中で掃除をするロボット
 【静岡】鈴与海運(静岡市清水区)は、自社で運航する船舶の船底清掃業務について、国産水中ロボットを使った船底クリーニングサービスを行う日本ハルボット(東京都港区)に委託した。船底清掃作業の効率化とともに、海洋環境への負荷が少ないことなどを評価した。今後、鈴与グループ各社での採用も検討していく。

 清掃作業は小型・軽量の水中ロボットが船底に張り付き、ナイロンブラシで付着したアオサなどを除去する。ゴミ回収装置を備え、海中に廃棄物を拡散せずに収集できる。水中ロボットの操作は陸上・船上から遠隔で行うため、安全な清掃作業が可能。船底の付着物を除去することで燃費が改善し、二酸化炭素(CO2)削減につながる。鈴与海運では年間3―5%の燃料削減を見込む。

 日本ハルボットは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成金を活用して水中ロボットを開発。清水を拠点に東京、横浜、名古屋などをカバーするサービスを始めたことを受け、鈴与海運は運航する全船舶で活用していくことを決めた。

2015年05月20日 建設・エネルギー・生活面

COMMENT

政年佐貴惠
名古屋支社編集部
記者

作業工程の一部をロボット事業者に外注し、コスト削減につなげる面白い事例。他にもさまざまな分野で同様のビジネスの可能性はあるだろう。ビル内清掃の分野もその一つと見られていたが、例の助成金のゴタゴタがあってシュリンクしてしまった。個人的にはニーズがありそうだと思うので、事業を引き継いだサイバーダインに頑張ってもらいたい所。

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