エア・ドゥがサロペット制服で復刻フライト

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 北海道札幌市に本社を置くエア・ドゥ(ADO)は11月14日、会社設立20周年を迎えた。羽田-札幌線の一部便では、14日限定で客室乗務員が初代制服のサロペット(オーバーオール)を着用して乗務した。前日の13日には、新千歳空港で記念イベントを開き、客室乗務員の歴代制服の披露や、高校生との合同演奏などが行われた。

 エア・ドゥは1996年11月14日、「北海道国際航空」として札幌市内に設立。国の規制緩和に伴う「新規航空会社」として誕生した1社で、1998年12月20日に羽田-札幌線を1日3往復で運航を始めた。当時の機材はボーイング767-300ER型機だった。

 現在の社名「AIR DO」には、2012年10月1日に変更。愛称と社名を統一した。路線数は12路線で、羽田発着が札幌と旭川、女満別、釧路、帯広、函館の6路線、札幌発着が仙台と中部(セントレア)、神戸、岡山、広島の5路線、函館-中部線となっている。

 機材は14機で、737-700(1クラス144席)を9機、767-300ER(286席と289席)を2機、767-300(1クラス289席)を2機運航している。

歴代制服や高校生とCAの演奏も



 13日の記念イベントは、新千歳空港2階センタープラザで開催された。客室乗務員が初代のサロペット制服をはじめとする、歴代制服を着用して登場。また、北海道札幌国際情報高校の吹奏楽部員が踊りながら演奏する「ダンプレ」を披露した。会場では機内販売品のセール販売コーナーなどが設けられ、

 初代の制服はサロペットとスニーカーで、1998年12月20日の運航開始から1999年12月19日まで1年間着用。記念イベントでは、初代制服を梅澤和代さん(08年入社)、2代目を那須景子さん(08年入社)、現行3代目を中村汐奈(せな)さん(13年入社)がそれぞれ着用した。

 梅澤さんらは、軽食販売を含む機内サービス「DO Sky Marche(ドゥ・スカイマルシェ)」や、北海道で愛されているドリンク「コアップガラナ」の提供、平日(月曜から木曜)夕方以降の一部便で実施しているハッピーアワーなどを訪れた人に紹介した。

 また、マスコットキャラクター「ベア・ドゥ」との記念撮影コーナーも設けられた。

 ダンプレのステージでは高校生に交じり、客室乗務員の織田映子(あきこ)さん(11年入社)と新矢理恵さん(11年入社)、苫米地華衣(はなえ)さん(15年入社)の3人も楽器を演奏。織田さんと新矢さんがヴァイオリンで、苫米地さんがトランペットで加わり、高校生と踊りながら演奏した。

「動きやすかった」


 14日は羽田-札幌線のうち、3往復計6便で客室乗務員がサロペットを着用。札幌午前10時20分発の羽田行きHD16便は、特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」(ボーイング767-300型機、登録番号JA602A)で運航した。

 HD16便には、エア・ドゥの谷寧久社長も搭乗。北海道みやげ「白い恋人」で知られる石屋製菓が作った特製キャンディを乗客に配った。谷社長は「北海道に徹底的にこだわり、オンリーワンのエアライン目指す」と乗客に挨拶した。

 HD16便で先任客室乗務員を務めた山下朋恵(ともえ)さんは、「就航当時はいなかったが、北海道の翼としてやっていくぞという思いが伝わってきた。北海道の農場で着るサロペットをイメージしたものなので、動きやすかった」と着用した感想を話した。

COMMENT

吉川忠行
Aviation Wire
編集長

11月14日に創立20周年を迎えたエア・ドゥが、就航当時のサロペット制服の復刻フライトを1日限りで行いました。前日は新千歳空港で記念イベントが開かれ、歴代制服の紹介や、地元高校の吹奏楽部と客室乗務員による演奏が披露されました。

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