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単語をなぞって意味調べる。シャープがペン型スキャナー辞書

単語をなぞって意味調べる。シャープがペン型スキャナー辞書

「ナゾル」

 文字の謎をなぞって解明―。シャープは9日、書籍など紙面上の文字をなぞるだけで意味を調べられるペン型スキャナー辞書「ナゾル」を12月8日に発売すると発表した。国語辞典と英和辞典をそれぞれ搭載した2機種。市場想定価格は1万3000円(消費税抜き)。2機種合わせて月産5000台を計画する。

 本体先端のスキャナーで単語をなぞると、文字を画像認識して意味を液晶に表示する。携帯しやすい電子文具としてビジネスパーソンなどに訴求する。

 電子辞書の国内市場は年120万台程度とされる。高校生などに根強い需要があるものの、市場は年々減少している。

日刊工業新聞2016年11月10日



カシオは3000万台達成


 カシオ計算機は6月末に、「エクスワード」シリーズなど電子辞書の世界販売実績が3000万台に達した。後発メーカーとして1996年に本格参入し、発売から20年で達成した。

 生徒や授業内容に密着した開発が奏功した。同社によると現在では高校生の約6割が同社製品を使用し、国内トップシェアを誇る。スマートフォンの普及で社会人向けが減少する中、今後は海外販売にも力を注ぐ。

 3000万台への道のりは平たんではなかった。96年に発売した新製品は業界初のタッチパネルを採用したが、かえって文字入力が難しくなり、販売は不調に終わった。

 この反省から、学生や先生に使い勝手を聞き、収録内容を広げてきた。満員電車で押されても壊れない堅牢(けんろう)設計も綿密な調査から生まれた。

 太田伸司執行役員は今後も工夫を積み重ねて「販売を伸ばしたい」と話した。

(無料アプリでスマホと連携したカシオの電子辞書)

日刊工業新聞2016年7月25日

明豊
明豊 Ake Yutaka 執行役員デジタルメディア事業担当 DX統括
名前は面白い。中国語、台湾語には対応しなかったのか。

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