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あの沖縄の御菓子御殿、紅の次はオレンジ色のイモを名産に!

読谷村の「あかねいも」をブランド化。農家の所得向上や雇用創出に
あの沖縄の御菓子御殿、紅の次はオレンジ色のイモを名産に!

読谷あかねいも(左)と紅イモを使った「いもいもタルト」(手前)

 御菓子御殿(沖縄県読谷(よみたん)村、澤岻(たくし)英樹社長)は、沖縄県読谷村などと共同で同村産のイモ「読谷あかねいも」のブランド化に乗り出す。オレンジ色が特徴の「あかねいも」を使った菓子「いもいもタルト」を商品化した。村内のイモ収量の増加や産品のブランド力向上を図り、農家の所得向上や雇用創出につなげる。

「いもいもタルト」は御菓子御殿の人気商品「紅(べに)いもタルト」の新製品。紫色の紅イモと「あかねいも」を使っている。消費税抜き価格は1個100円。まず那覇空港などの同社の直営店で販売する。当初、年間720万個を生産する計画。

読谷村では原料用イモの生産量を現在の年10トンから2017年初旬をめどに年300トン規模まで高める。従来は用途が少なく大規模栽培していなかったが、新たな名産品とするため原料供給の面で支援する。

「あかねいも」は読谷村が名付けた産地ブランド名。サツマイモの一種でカボチャのようにカロテンを多く含み、濃いオレンジ色で水分が多い。「カロチンイモ」とも呼ばれているという。

同社は読谷村の紅イモを沖縄土産の定番に育てた実績がある。読谷村は「村のイメージアップにつながっている」(石嶺傳實(でんじつ)読谷村長)とし、村を挙げて支援する。澤岻社長は「地場産業を盛り上げて地域に貢献したい」と意気込んでいる。
(那覇支局)
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
紅いもタルトが大好きな自分にとっては期待大。ぜひソフトクリームも・

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