京急、鉄道事故の復旧訓練を実施 20人で車体持ち上げ
京浜急行電鉄は4日、京急ファインテック久里浜事業所(神奈川県横須賀市)で「鉄道事故復旧訓練」を実施した(写真)。地震により脱線した車両の復旧や、線路・電気・通信設備が損壊するなどの設定で訓練が行われた。現場では運転士と車掌が事故の状況などを確認し、総勢210人の作業員がそれぞれの部門で連携し円滑な復旧作業を進めた。
(付近の倒壊した足場や鋼材が列車に接触し先頭車両が脱線(イメージ))
見所でもある脱線した車両を線路に戻す作業では20人ほどの作業員が声を合わせ、10ミリメートル単位の微調整をしながら車体を持ち上げ、横にスライドさせてレールに乗せた。見学者100人が訓練を見守った。
(付近の倒壊した足場や鋼材が列車に接触し先頭車両が脱線(イメージ))
見所でもある脱線した車両を線路に戻す作業では20人ほどの作業員が声を合わせ、10ミリメートル単位の微調整をしながら車体を持ち上げ、横にスライドさせてレールに乗せた。見学者100人が訓練を見守った。
日刊工業新聞2016年10月5日