ニュースイッチ

有機EL搭載、エプソンの次世代スマートグラスの実力

ドローン操縦しながら撮影映像を見られる!
 セイコーエプソンは29日、第3世代スマートグラスのモベリオ「BT―300」を11月30日に発売すると発表した。

 光学エンジンに独自構造のシリコン有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)ディスプレーを搭載。高精細な映像と、重さ69グラムという軽量化を実現した。想定価格は8万円台前半(消費税抜き)。今後2年間でシリーズで約5万台の国内販売を目指す。

 本体には位置を測るセンサーやカメラを搭載。中国のDJI製の飛行ロボット(ドローン)を操縦しながら、ドローンが撮影した映像を視認できる専用アプリケーション(応用ソフト)なども提供する。

 また、美術館ガイドなど商業利用向けの「BT―350」と、前機種をベースにヘルメット装着など業務で利用しやすくした「BT―2200」を2017年2月に発売する。


「EPSON×ニュースイッチ」 ARスペシャルイベント in CEATEC


  ニュースイッチでは10月5日(水)に「シーテックジャパン2016」の会場(千葉市・幕張メッセ)で「セイコーエプソン×ニュースイッチ」の特別コンファレンスを開催します。セイコーエプソンで眼鏡型ウエアラブル端末の事業・開発責任者をしている津田敦也氏をメーンスピーカーに、諏訪市の観光・教育関係者の方々がパネラーとして参加。「AR(拡張現実)で広がる地方創生の可能性」をテーマに、事例を交えながら語り合います。
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日刊工業新聞2016年9月30日
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
CEATECでは、ARと地方創生という、今注目の2つの話題を軸にディスカッションを行います。ニュースイッチ読者会員限定のご招待も!

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