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フィンエアー、新ビジネスクラスの魅力

10月にA350で日本初飛来
フィンエアー、新ビジネスクラスの魅力

A350のビジネスクラスシートを紹介するフィンエアーの客室乗務員

 フィンエアー(FIN)は、ツーリズムEXPOジャパン(主催:日本観光振興協会日観振、日本旅行業協会)で、最新鋭機エアバスA350 XWBのビジネスクラスシートの体験コーナーを設けた(25日閉幕)。同社のA350は日本への正式就航を前に、10月に機材変更で初飛来する見通し。

 フィンランド政府観光局とフィンエアーは共同ブースを出展。フィンランド観光の魅力を訴求。2015年10月に初号機を受領したA350-900のビジネスクラスシートが体験してもらい、北欧を中心とした欧州の魅力をゲストを招いてトークショーで紹介した。

 ビジネスクラスのシートはフルフラットになるタイプで、寝具などはフィンランドを代表するファッションブランド「マリメッコ」のものを採用している。

 A350の座席数は3クラス297席で、ビジネス46席とエコノミーコンフォート43席、エコノミー208席。これまでに19機を発注済みで、日本路線への就航は2017年の見込み。正式就航前の10月13日と14日に、成田-ヘルシンキ線に機材変更で投入される予定で、同社のA350としては成田が日本初飛来となる。同路線は通常、A330-300型機で運航している。

 フィンエアーのA350日本到着初便は、現地時間12日にヘルシンキを出発する成田行きAY073便で、成田には13日午前9時に到着する予定。折り返しのヘルシンキ行きAY074便は午前11時に成田を出発する見通し。
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
フィンエアーのA350が10月に日本初飛来へ。ツーリズムEXPOにビジネスクラスのシートを出展しました。

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