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Bリーグ開幕!18年にはデジタル技術で360度から楽しめる

富士通がICTでパートナー契約
Bリーグ開幕!18年にはデジタル技術で360度から楽しめる

バスケットボールなどでの決定的瞬間をいろんな角度からリプレーできる(Replay Technologiesのウェブサイトから)

 日本のバスケットボールの未来を情報通信技術(ICT)でサポート―。富士通は21日、日本バスケットボール協会(JBA)、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)とパートナー契約を結んだと発表した。

 選手の強化を3Dセンシングなどのデジタル技術で支援するほか、試合などの情報を一元管理してファンの拡大や各チームの拠点の地域活性化につなげる。

 選手の動きを3Dセンシングで数値化して分析する手法などはすでに定番となっているが、今回強調したのは各チームの拠点を絡めた総合的なサポート。視聴者が360度の視点で競技を楽しめる「スマートアリーナソリューション」なども提案。アリーナを中心とした快適な街づくりを通して、地方創生に貢献する。2018年の実現を目指す。

 21日の会見では、川淵三郎日本バスケットボール協会エグゼクティブアドバイザーが「夢の実現に協力してほしい」と強調。山本正已富士通会長は「大きな視野と長期的な視点で進める」と述べた。

日刊工業新聞2016年9月22日



スポーツ中継のリプレー映像をぐるり3Dで



 スポーツのテレビ中継中に、360度どこからでも3Dの立体映像をリプレーで見ることができる――。こうした技術を持つイスラエルのスタートアップ、リプレー・テクノロジーズ(Replay Technologies)を米インテルが買収すると9日に発表した。買収額は明らかにしていないが、イスラエルのメディアの間では約1億7500万ドルと報じられている。

 この「フリーD(freeD)」技術は、すでにNBA(全米バスケットボール協会)のオールスターウィークエンドでのスラムダンクコンテストや、アメリカンフットボールのスーパーボウルなどのテレビ中継に採用済み。インテルはリプレー・テクノロジーズを取り込むことで、ブライアン・クルザニッチCEOの言う「スポーツ分野のデジタル化」をさらに進める方針だ。
 
 フリーDでは、合計28台の高精細ビデオカメラをバスケットボールのコートなど競技場を取り囲むように配置。それらの映像をもとに視点をぐるりと変えても、カメラごとに見る角度の違うビデオ映像を継ぎ目なしに、立体的なリプレー映像として見せることができる。2011年設立のリプレー・テクノロジーズに対してインテルは2013年から協力し、映像コンテンツのリプレー映像をインテルのCPUやサーバーを使って最適な形で再現できるシステムを提供している。

ニュースイッチ2016年03月10日

明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
自分はバスケ経験者ではないが、久々にワクワクするイベント。バスケは室内なのでサッカーや野球などよりデジタル技術を活用しやいはず。ちょうどVR・ARなどが出てきてスポーツとテクノロジーの融合が始まり出したところ。開幕のタイミングもちょうどいいのではないか。それにしても川淵さんのスピード感はすばらしい。

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