まるで突然窓が出現したかのよう…自然光取り込む「どこでも光窓」

東洋鋼鈑、可視光反射率が95%以上の銀鏡メッキ金属板

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日当たりの悪い室内にも外からダクトを通し自然光を導く
 東洋鋼鈑は銀鏡メッキ金属板で外の自然光を室内に取り込む「どこでも光窓」で、一戸建て住宅への拡販を始める。工場やオフィスなど非住宅を中心に実績を積み重ねてきており、これを一般住宅まで広げる。その一環で、10月1日には地域の工務店を対象に販売代理店の募集を始める。初年度は25社との契約を見込んでおり、3年後には最大50社体制で年間150棟への販売を目指す。

 「どこでも光窓」は可視光の反射率が95%以上という銀鏡メッキ金属板「ミラーコートK」でダクトをつくり、屋根や壁から自然光を屋内に導くもの。住宅密集地や北向きの家屋など、日当たりの悪い室内に太陽光を届けられる。

 2007年の商品化以降、一般住宅向けは顧客側から問い合わせがあった場合にのみ対応し、これまで15戸に販売した。今後、一戸建て住宅へ積極的に拡販するにあたり、代理店向けの支援・サービスメニューを整えた。

 具体的にはパンフレット・マニュアル類や模型などの営業ツールを提供するとともに、営業や設計・施工のための勉強会を開く。また、顧客との打ち合わせでは初回は無償で同行し、採光シミュレーションも無料で行うなど設計業務をサポートする。

 同社は「新築とリフォームによる後付けがほぼ半分ずつになりそうだ」(建装事業開発チーム)と想定。設置費用は25万―50万円程度になると試算している。

日刊工業新聞2016年9月20日

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局
記者・編集者

日当たりの悪い部屋に長らく住んでいたのですが、自然と気持ちが沈みがちに…。引っ越して日当たりの重要性を実感しています。日当たりだけでなく省エネ需要もありそうです。

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