今日は「夏日」!看板ブランドのビールを特設店舗でいかが?

モルツは六本木、黒ラベルは大手町、一番搾りは渋谷。地方にも拡大へ

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サントリービールが六本木ヒルズ内に開設したプレモルの期間限定店舗
 大手ビールメーカーが、看板ブランドの期間限定PR店を都市部に相次ぎ、開設している。サントリービールは東京・六本木に「ザ・プレミアム・モルツ フェスト」、サッポロビールは同・大手町に「パーフェクト黒ラベルビヤガーデン」を開設した。キリンビールは同・渋谷に「キリン一番搾りガーデン ブリュワーズスピリット」をオープン。アサヒビールも店舗開設を予定しており、各社がビール離れを食い止めようとアピールしている。

 サントリーの店舗は、看板商品のプレミアム・モルツのビールを1杯100円で提供。六本木店舗は昨年も開設したが、今年は開設地を神戸や名古屋など全国10カ所に大幅拡大。水谷徹社長は「1人でも多くの人においしさを体験してもらいたい。期間限定店と同時にスーパーなど量販店でも体験イベントを開催、ファン拡大に努める」という。

 サッポロの店舗も開設は2年目。クリーミーな泡を7対3の黄金比率で注ぐなど生ビールのおいしさにこだわり、食事メニューも提供する。東京以外に大阪でも開設する計画だ。
 キリンの店舗は1番搾り麦汁と2番搾り麦汁の違い体験で、一番搾り製法をPR。名古屋や仙台、北海道・千歳など9工場それぞれで展開する地域限定一番搾りが試飲できる。キリンはこれとは別にクラフトビールのPR店舗も東京・代官山と横浜にオープンした。アサヒビールも都市部の百貨店内に、スーパードライのPR店舗開設を予定している。

 ビール各社の1―3月の売り上げは、消費増税買いだめ需要の反動減が響き、大幅減になった。各社とも1―3月の減は特殊要因とみており、「1―3月に4―6月を加えた6カ月間が本当の勝負になる」(各社首脳)。

 PR店舗で飲むおいしい生ビールがその後の指名買い、中元ギフト購入につながるケースもあり、影響は無視できないだけに、各社とも力が入る。

2015年05月13日 建設・エネルギー・生活

COMMENT

明豊
執行役員デジタルメディア局長 DX担当

新聞記者になって最初に担当した業界が食品・ビール業界。当時はラベルが似てるというデザイン意匠問題、「キリンvsアサヒ」のシェアトップ争い先鋭化、「ラガー(生)」論争、発泡酒の台頭、地ビールブームと、とにかく話題が多かった。もうビールはお酒の「絶対王者ではなくワンオブゼム」。各社も話題づくりに一生懸命です。

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