東南アジア子会社の経営者養成します!関西大が開くユニーク講座の中身
中小企業も対象に。大学が企業の社員研修を引き受ける時代へ
関西大学は社会人向けに、東南アジアの子会社経営を担う人材の養成講座を9月24日に開講する。東南アジア諸国連合(ASEAN)に関する知識や異文化コミュニケーションなど25科目の講義を行う。対象として想定するのは海外子会社の経営者や赴任予定者、子会社の管理・運営を手がける国内の管理職らで、「社会人の学び直し」の場として企業研修や個人の自己研さんでの利用を狙う。
社会人の専門的な知識・スキルの習得を後押しする文部科学省の事業「高度人材養成のための社会人学び直し大学院プログラム」に採択された。2015年春と秋、16年春の3期間の試行を経て本格展開する。
ASEANの法律・宗教・文化と会計学などについて大学教員による専門的な講義を実施。さらに組織運営や課題解決など実務家による実践教育、eラーニングなども活用し、教育効果の向上を狙う。
ASEANに拠点を置く企業は多いが、中堅・中小企業では研修があまり整備されていないため、大企業だけでなく中小からもニーズが高いとみる。チーフプログラムコーディネーターの柴健次会計専門職大学院教授は「これからは大学が企業の社員研修を引き受ける時代」と話す。
受講期間は17年3月11日まで。全授業時間162時間のうち、120時間以上の受講で履修証明書を発行する。講義は土曜日昼間と平日夜間で、仕事などで欠席してもインターネットで受講できる。
会場は10月に開設する関西大梅田キャンパス(大阪市北区)など。受講料30万円。9月20日締め切り。問い合わせは関西大社会人学び直し大学院プログラムオフィス(06・6368・3016)へ。
社会人の専門的な知識・スキルの習得を後押しする文部科学省の事業「高度人材養成のための社会人学び直し大学院プログラム」に採択された。2015年春と秋、16年春の3期間の試行を経て本格展開する。
ASEANの法律・宗教・文化と会計学などについて大学教員による専門的な講義を実施。さらに組織運営や課題解決など実務家による実践教育、eラーニングなども活用し、教育効果の向上を狙う。
ASEANに拠点を置く企業は多いが、中堅・中小企業では研修があまり整備されていないため、大企業だけでなく中小からもニーズが高いとみる。チーフプログラムコーディネーターの柴健次会計専門職大学院教授は「これからは大学が企業の社員研修を引き受ける時代」と話す。
受講期間は17年3月11日まで。全授業時間162時間のうち、120時間以上の受講で履修証明書を発行する。講義は土曜日昼間と平日夜間で、仕事などで欠席してもインターネットで受講できる。
会場は10月に開設する関西大梅田キャンパス(大阪市北区)など。受講料30万円。9月20日締め切り。問い合わせは関西大社会人学び直し大学院プログラムオフィス(06・6368・3016)へ。
日刊工業新聞2016年8月25日