働く男を支えて25年、“ボス”はより味わい深くなった
缶コーヒーの中でサントリー「BOSS」が成長し続ける理由は?
サントリー食品インターナショナルはショートサイズ(185グラム)の缶コーヒー「ボス」ブランドの商品戦略で、10―12月に日本通運など運送会社48社のトラック運転手を対象に商品サンプリング活動を実施する。コンビニエンスストアが店頭で販売する淹れ立てコーヒーの影響で競合他社はショート缶の売り上げが落ち込む中、サントリー食品のボスはトラック運転手を応援するコマーシャルが好感され伸びている。同社は“働く人応援”のイメージをさらに強調し差別化する。
サントリー食品インターナショナルは9月6日に、ショート缶コーヒーの期間限定商品「プレミアムボス リミテッド」を発売する。コンビニやカフェチェーンのコーヒー販売が伸長し、飲料各社は缶コーヒーの主力をショート缶からボトル缶にシフト。こうした中、サントリー食品はショート缶利用者数が2016年1―6月期に前年7―12月期比5%増と伸びた。
同社は深夜に稼働するトラック運転手が、仕事の疲れの癒やしにボスを飲むコマーシャルが好感度を高めたと見ている。ショート缶愛用者は男性が圧倒的に多い一方、カフェチェーン愛用者は女性が多い。ショート缶の生き残りで、好感度の高さを生かす。
9月に出すショート缶新商品のリミテッドはブラジル最高等級豆の使用に、シャンパン酵母で果実を発酵させた微粉砕豆をブレンドし、コクを高めた。消費税抜きの価格は115円。ボトル缶でも同27日に「ザ・マイルド」、「ザ・ラテ」を投入する。
サントリー食品インターナショナルは9月6日に、ショート缶コーヒーの期間限定商品「プレミアムボス リミテッド」を発売する。コンビニやカフェチェーンのコーヒー販売が伸長し、飲料各社は缶コーヒーの主力をショート缶からボトル缶にシフト。こうした中、サントリー食品はショート缶利用者数が2016年1―6月期に前年7―12月期比5%増と伸びた。
同社は深夜に稼働するトラック運転手が、仕事の疲れの癒やしにボスを飲むコマーシャルが好感度を高めたと見ている。ショート缶愛用者は男性が圧倒的に多い一方、カフェチェーン愛用者は女性が多い。ショート缶の生き残りで、好感度の高さを生かす。
9月に出すショート缶新商品のリミテッドはブラジル最高等級豆の使用に、シャンパン酵母で果実を発酵させた微粉砕豆をブレンドし、コクを高めた。消費税抜きの価格は115円。ボトル缶でも同27日に「ザ・マイルド」、「ザ・ラテ」を投入する。
日刊工業新聞2016年8月30日