まぐまぐ、ビジネス記事やコラムを月100本超配信。執筆者に石田衣良氏など

年内に有料読者50万人を目指す。価格は執筆者が決め50円から設定可能

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 まぐまぐ(東京都渋谷区、松田誉史社長)は、作家や研究者、経営者が執筆したビジネス関連の記事を配信するウェブサービスを1日に始めた。記事を単品で購入したり、無料で読めたりできる。政治や経済、金融などをテーマにした専門性の高い記事やコラムを月100本以上掲載する。30―50代の男性を中心に訴求し、2017年中に有料記事の読者を50万人まで増やす。

 サービス名は「mine(マイン)」。ウェブサイトで提供をはじめ、10月からモバイル端末用アプリケーション(応用ソフト)でも展開する。

 記事は作家の椎名誠氏や石田衣良氏、ノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏ら約30人が投稿する。10月には執筆者を100人に増やす。将来は高い専門性などを条件に誰でも投稿できるようにする。記事の価格は執筆者が決める。有料の場合は1記事単位で50円から設定できる。

 サービス利用者は好きな執筆者やジャンルを登録すると対象の記事を自動で取得できる。気に入った記事を保存する機能も備えた。

 まぐまぐはメールマガジン配信サービスが主力。毎月の課金による有料と無料のメルマガを合わせて現在約2万件を配信しており、読者は約800万人に上る。

 一方でメルマガは定期的な配信が必要となり、執筆者の負担が大きい。読者からは有料記事を単品で買いたいという要望もあったため、良質な記事を単品で売買できるサービスの提供を決めた。

 既存のメルマガ顧客約800万人を中心にサービスを訴求することで、読者を拡大していく。

日刊工業新聞2016年9月1日

COMMENT

安東泰志
ニューホライズンキャピタル
会長

弊社投資先のまぐまぐが、新機軸を打ち出す。世の中がメールからウェブに移行し、また、メルマガでは難しい有料記事の単品購入も可能になる。作家の椎名誠氏、石田衣良氏、米グーグルの日本法人社長を務めた辻野晃一郎氏など、執筆陣もメルマガより充実する。

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