自動車部品も流行色ができる!?河西工業が多色展開

塗装レス内装部品、青・黄・緑色のメタリック調光沢を

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カラーバリエーションを拡充した塗装レス高輝度自動車内装部品
 河西工業は独自開発した塗装レス高輝度自動車内装部品の多色展開を始める。従来はシルバー系の色のみ展開してきたが、色付けに使う顔料の種類や配合を工夫し、青や黄、緑色といった多様な色を提供できるようにした。完成車メーカーに車室内の意匠性を高められる点を訴求し、塗装レス内装部品の採用拡大を狙う。

 河西工業は塗装をせずに高輝度で光沢のあるメタリック調の自動車内装部品を製造する技術を開発した。現在は日産自動車の小型車「ジューク」に同技術を使ったドア内装部品を供給している。

 今回、新たに塗装レス高輝度内装部品に合わせて顔料と配合を最適化することにより、カラーバリエーションを拡充することに成功。色や色のトーンが異なる内装部品を提案・供給できるようにした。近年、小型車を中心に車のボディーカラーに合わせた色の内装部品を適用する動きが増えており、完成車メーカーのニーズに応えるために多色展開する必要があると判断した。

 河西工業が独自開発した塗装レスの高輝度内装部品は透明度を高めた樹脂に大きさが異なるアルミニウム材を均一に混合した後、射出成形して完成させたもの。

 塗装工程が不要な分、製造コストや工期を短縮できる。また、有機溶剤を使わずに済むため環境負荷を低減できるメリットがあり引き合いが増えている。多色展開により商機を着実につかみ、ドア内装部品事業全体の拡大にもつなげる。

日刊工業新聞2016年8月29日

COMMENT

明豊
執行役員デジタルメディア事業担当 DX統括

塗装レスの普及にもつながる良い試みだと思います。

キーワード
河西工業

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