次世代ロボットはリースで!中小企業に導入しやすく
ロボットメーカーが相次ぎサービス。安全柵で囲わず人と同じ空間で稼働
産業用ロボットをリースやレンタルで提供する動きが広がっている。住友重機械工業は、販売権を持つ米リシンク・ロボティクスのロボット「ソーヤー」を秋からリースで提供する。また川崎重工業とスイスのABBは4月にロボットのリース・レンタル事業を始めた。初期費用負担の軽減などを可能にし、新規ユーザーの獲得につなげることが各社の狙い。ロボットを導入できていない中小企業にとっても活用しやすい仕組みとして、期待されている。
住重はリース会社数社と組み、9月中をめどにソーヤーのリース提供を始める。現在リース期間や料金などを詰めており、近く最終決定する方針。購入だと価格は500万―600万円程度だが、リースを利用することで初期費用の抑制などが可能になる。
一方、川重は東京センチュリーリースと共同で双腕型ロボット「デュアロ」のレンタル提供を4月に開始。各種部品メーカー、食品メーカーなどから引き合いがあり、10月ごろから本格的に立ち上がる見込みだ。
各社が扱うのは、安全柵で囲わず人と同じ空間で稼働できる次世代型のロボット。柵が必要な従来のロボットを導入しにくい中小企業もターゲットだ。
このため、各社はリースなど中小企業が利用しやすい導入スキームを新たに設け、人手不足の解決手段として活用を促す方針。柵が不要なロボットは近年続々と登場しているため、今後リースなどの仕組みがさらに増える可能性がある。
住重はリース会社数社と組み、9月中をめどにソーヤーのリース提供を始める。現在リース期間や料金などを詰めており、近く最終決定する方針。購入だと価格は500万―600万円程度だが、リースを利用することで初期費用の抑制などが可能になる。
一方、川重は東京センチュリーリースと共同で双腕型ロボット「デュアロ」のレンタル提供を4月に開始。各種部品メーカー、食品メーカーなどから引き合いがあり、10月ごろから本格的に立ち上がる見込みだ。
各社が扱うのは、安全柵で囲わず人と同じ空間で稼働できる次世代型のロボット。柵が必要な従来のロボットを導入しにくい中小企業もターゲットだ。
このため、各社はリースなど中小企業が利用しやすい導入スキームを新たに設け、人手不足の解決手段として活用を促す方針。柵が不要なロボットは近年続々と登場しているため、今後リースなどの仕組みがさらに増える可能性がある。
日刊工業新聞2016年8月26日