甲子園いよいよ佳境!球児の成長支える「空圧技術」

共和技研のエアー式ピッチングマシン、採用広がる

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ピッチングマシンを調整する田中社長
 高校野球は甲子園で熱戦の真っ最中。共和技研(福岡県大野城市、田中完二社長、092・571・3040)は、甲子園を目指す高校球児も使っている空気圧式ピッチングマシンを手がける。全国の高校や大学、少年野球チームなどに採用が広がっている。

 同社は火力発電所などのプラントに組み込まれる空気圧制御機器のメーカー。ピッチングマシンは得意の技術を生かし、2008年に製品化した。

 特徴は「調整時間が短いのですぐ使い始められる」(田中社長)という使いやすさや、球速170キロメートルを出し続けられる安定性。そのほか消耗品が少ないことによるメンテナンスのしやすさやボールの傷みが少ないことも評価されている。

 現在、変化球の細分化に取り組み、ボールにいかに回転を与えるかの研究を重ねる。「単に曲がるだけでなく、カーブでも投手で違う曲がり方を実現したい」(同)と人間に近いピッチングを目指している。
(文=西部・関広樹)

日刊工業新聞2016年8月15日 深層断面より抜粋

COMMENT

斉藤陽一
ニュースセンター
デスク

 中学野球部時代に古いアーム式ピッチングマシンで打撃練習をしていたのですが、故障がちのうえ制球も安定せず、使いこなすのに苦労したことを思い出します。こんなに高性能なマシンが使えるなんて、今の球児がうらやましいです。

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