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スターフライヤーが映画「シン・ゴジラ」とコラボ

機内でゴジラ手ぬぐいやノートも販売
スターフライヤーが映画「シン・ゴジラ」とコラボ

シン・ゴジラジェットとともに写真に収まる長谷川さん

 スターフライヤーは8月5日から、映画『シン・ゴジラ』とコラボレーションしたノートと手ぬぐいを機内で販売を始めた。「ゴジラリングノート」はA5サイズのノートで、160ページ。税込み1000円。「ゴジラ手ぬぐい」はゴジラの足跡をデザインした。綿100%で330ミリ×900ミリ、税込み1200円。 

 スターフライヤーはシン・ゴジラのデカール機「シン・ゴジラジェット」(エアバスA320型機)を7月7日から投入。12月までの期間中、スターフライヤーの全5路線で運航する。シン・ゴジラは7月29日から公開のゴジラシリーズ第29作。総監督は庵野秀明さん、主演は長谷川博己さんが務める。


「シン・ゴジラジェット」、コンセプトは優しさ


 スターフライヤーは7月10日、映画『シン・ゴジラ』とコラボレーションしたデカール機「シン・ゴジラジェット」(エアバスA320型機)を、北九州空港の格納庫で公開した。

 シン・ゴジラは29日に公開予定のゴジラシリーズ第29作。総監督は庵野秀明さん、主演は長谷川博己さんが務める。機体のお披露目では、長谷川さんが機内から登場し、ゴジラやスターフライヤーの松石禎己社長、客室乗務員と並んだ。

 シン・ゴジラジェットは、機体左後部に横8メートル、縦5メートルのデカールが貼られ、7日に就航。12月までの期間中、スターフライヤーの全5路線で運航する。機内は同社のA320と同じ150席仕様となっている。

 機内装飾はないが、今後グッズの機内販売などを検討していくという。長谷川さんは「映画のヒットを願うとともに、シン・ゴジラジェットに乗りたいという方が増えて欲しい」と期待を寄せた。

 1953年生まれの松石社長は、「1954年生まれのゴジラと1歳違い。ゴジラとキングコングの二つはどうしても外せない。ゴジラは12年ぶりということで、我々の世代もかなり興奮するものがある」と話す。

 「ゴジラには優しさを感じており、悪い怪獣を退治するのがゴジラの役目。人間の味方で基本はやさしい。スターフライヤーのコンセプトは黒と白を基調にしており、凛としたとか、スタイリッシュとコンセプトを色々言ってきたが、基本は優しさだ」と、共通点を感じていた。

 JA08MCは、初の自社購入機として2012年12月11日に受領した8号機。2014年5月22日に、リース会社へ一旦売却してリース契約を結ぶ「セール・アンド・リースバック」に切り替えている。また、今年の初日の出フライトは、8号機で運航された。

 スターフライヤーは北九州空港に本社を構える新規航空会社。今年3月16日で就航10周年を迎えた
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
ゴジラグッズ機内販売。5日から。

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