横移動できる折りたたみ式の超小型EV。狭いスペースでも駐車ラクラク!

将来は連結自動走行も。ドイツ・ロボティクスイノベーションセンターが開発中

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折りたたみモードで横向きに移動(Timo Birnschein, DFKI GmbH)
 真横や斜め方向にも自由に移動できる超小型のスマート電気自動車(EV)をドイツ人工知能研究センター(DFKI)ロボティクスイノベーションセンター(RIC)が開発中だ。都市部での狭いスペースでも駐車しやすいよう、前後の長さが短くなる折りたたみ機能もつけてある。将来は自動運転機能も盛り込むという。

 プロトタイプの名称は「EO2」。車輪のホイール内部に電動モーターを組み込んだインホイールモーターの採用により、四つの車輪が横向きに最大で90度回転する。カニのような横移動、斜め移動、回転も自由自在。さらに狭い場所に駐車する際には、前輪・後輪間のホイールベースが縮まりボディ後部が斜めにせり上がることで、通常2.5mの全長が1.5mまで短くなる。低速ながら、そのままの状態でも運転可能。ガルウィングのような跳ね上げ式のドアから乗り降りする。

 さらに将来コンセプトでは、走行しながら、ほかのEO2と連結・離脱するモジュラー機能がユニーク。連結走行中は完全自動走行モードになり、運転者がハンドルから手を離してリラックスできるという。

COMMENT

藤元正
モノづくり日本会議実行委員会

以前、米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボが都市用の超小型EVとして折りたたみ式の「CityCar」を開発し、話題になった。蓄電池が重く大きいのが難点だが、EVだと設計や制御の自由度が増す。自動運転機能との組み合わせで、新しいコンセプトのクルマの登場を期待したい。

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