精神疾患リスクをAIで測定
エーアイトウキョウラボが大手企業向けに開発 。 従業員の就業データ分析
AI TOKYO LAB(エーアイトウキョウラボ、東京都中央区、井原渉社長)は、人工知能(AI)を使って従業員一人一人の退職リスクや精神疾患リスクを把握できるシステム「AI Dr.」を開発した。入退管理データ、パソコンの操作履歴などのデータからリスクを分析し、早めのケアにつなげる。大企業を中心に受注活動し世界展開も視野に入れる。
ユーザー企業が持つ、従業員の入退出、システムのログイン、ログアウト、パソコンのマウス操作、閲覧履歴のほか、個々人の年齢、給与、学歴と言ったデータを独自のAIエンジンが分析し、偏差値で従業員ごとのリスクを提示する。リスクの大きい部署も示せる。リスクの高い従業員は、どういった行動がリスクにつながっているかも示す。そうした分析データをもとにメンタルヘルスを行ったり、退職リスクを抑制する対策ができる。
AIはデータ分析に機械学習を活用。データの要点抽出にはディープラーニング(深層学習)を使い、データ把握と分析を効率化している。
同システムはストレスチェックでは出てこないリスク要因を洗い出せ、従業員やアルバイトが多く管理を行き届かせるのが難しい企業の管理業務の手間を大幅に省ける。
ユーザー企業ごとにどういったデータを活用できるか、データ活用でどういった部分を可視化できるかなどシステム試作をする必要がある。価格は2カ月で300万円から。
ユーザー企業が持つ、従業員の入退出、システムのログイン、ログアウト、パソコンのマウス操作、閲覧履歴のほか、個々人の年齢、給与、学歴と言ったデータを独自のAIエンジンが分析し、偏差値で従業員ごとのリスクを提示する。リスクの大きい部署も示せる。リスクの高い従業員は、どういった行動がリスクにつながっているかも示す。そうした分析データをもとにメンタルヘルスを行ったり、退職リスクを抑制する対策ができる。
AIはデータ分析に機械学習を活用。データの要点抽出にはディープラーニング(深層学習)を使い、データ把握と分析を効率化している。
同システムはストレスチェックでは出てこないリスク要因を洗い出せ、従業員やアルバイトが多く管理を行き届かせるのが難しい企業の管理業務の手間を大幅に省ける。
ユーザー企業ごとにどういったデータを活用できるか、データ活用でどういった部分を可視化できるかなどシステム試作をする必要がある。価格は2カ月で300万円から。
日刊工業新聞2016年8月3日