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ビアホールの老舗、日本初上陸のデンマーク雑貨。それぞれ旗艦店が誕生

サッポロライオンは銀座に今日オープン。長期休業から再開へ
ビアホールの老舗、日本初上陸のデンマーク雑貨。それぞれ旗艦店が誕生

「銀座ライオン GINZA PLACE店」

 サッポロライオン(東京都中央区、刀根義明社長)は、東京・銀座に「銀座ライオン GINZA PLACE店」を、3日にオープンする。4丁目交差点の入居ビルの建て替えに伴い、2014年3月から長期休業していた旗艦店舗。新店は地下1―2階の2フロアで席数は合計245席、面積は約477平方メートル。地下1階は気軽に立ち寄れるブラッスリースタイルの飲食店。同2階はビアホールとして営業する。

 地下1階は月替わりで、小規模醸造のクラフトビールやプレミアムコーヒー、同2階は特設の1000リットルタンクによる「サッポロ黒ラベル」生ビールを提供する。刀根義明社長は「恵まれた立地を生かし、楽しく飲むビアホール文化を発信したい」と述べた。

ソストレーネ、表参道に。5年内に30店舗目指す



 デンマーク発祥の雑貨店「ソストレーネ・グレーネ」が日本貿易振興機構(ジェトロ)の進出支援を受け、10月28日に東京・表参道に欧州以外では初となる旗艦店を開設する。日本にはすでに「IKEA」「フライングタイガーコペンハーゲン」といった北欧発の家具・雑貨店が進出しており、今後、北欧勢同士の顧客獲得競争が激しくなりそうだ。

 ソストレーネ・グレーネは1973年にデンマーク第2の都市オーフスに誕生した生活雑貨店。アンナとクララという2人の姉妹が日々の暮らしの中から喜びを見いだす素晴らしさを分かち合いたいとのコンセプトで、デンマーク独特のカラフルなデザインを模した文具やキッチン用品、オモチャ、家具などを比較的低価格で販売している。

 日本の運営会社ヒルマー・ジャパン(東京都渋谷区)の木村聡史最高経営責任者(CEO)は「まず来春までに数店舗を出店し、5年以内に30店舗以上オープンさせたい」としている。
日刊工業新聞2016年8月2日/3日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
昔、銀座に確か「ブラウンマイスター」と名前のキリン直営のビアレストランがあった。とても気に入ってたが、入居しているビルの建て替えに伴い閉店した。サッポロライオンにはぜひ伝統的なビアホール文化を継承して欲しい。

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