“履くロボット”で装着・歩行ラクラク!

信州大、ズボン式の歩行支援ロボットを開発

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 信州大学繊維学部の橋本稔教授は東京都立産業技術研究センターと共同で、ズボン式の装着型ロボット「クララ=写真」を開発した。ズボンをはく感覚で歩行支援ロボットを装着できる。装着時間を従来型に比べ半分以下に短縮した。介護やリハビリ施設での歩行トレーニングに提案する。

 装着型ロボは膝や腰の関節に体の動きを支援するモーターを装着する。モーターの固定具をズボンに仕立てた。ズボンをはいてから付属のモーターを四つ取りつける。従来型は固定具を各関節に取りつけていたため、2人で約2分30秒の装着時間がかかっていた。ズボン式は1人でも2分で装着できる。

 高齢者施設などで運用しやすくなる。装着に時間がかかると、足腰が不自由な人は立っているだけで疲れてしまうという課題があった。2018年度をめどに製品化モデルを開発。歩行機能の改善など臨床効果を検証して実用化を目指す。

日刊工業新聞2016年7月27日 ロボット面

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局
記者・編集者

歩行アシストロボットを体験したことがありますが、装着に時間がかかるうえに、慣れるまで正しく装着するのにコツが必要だと感じました。ズボン式であればフィット感もよく簡単に装着できそうです。

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