ゴルフ場や公園の景観美しく!水に浮かべた草花で池のアオコを抑制

みのる産業、植栽で水質を浄化

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 みのる産業(岡山県赤磐市)は、池などの水質浄化に役立つ景観材「花いかだ=写真」を2017年春に発売する。水に浮かぶ樹脂製の栽培トレーに、水中のリンや窒素を浄化する能力を持つ草花「サンパチェンス」を植栽した。アオコの大量発生などの原因となる富栄養化の抑制が期待できる。価格は1基当たり5000円程度を予定する。ゴルフ場や公園、造園業界に向け、年間1億円以上の販売を目指す。

 サンパチェンスは、サカタのタネが開発した観賞用の植物。生育が早く、夏から晩秋にかけての長期間、鮮やかな色の花が咲く。サカタのタネと岡山大学の沖陽子教授の研究によると、水質浄化能力が高いとされるヨシと同等のリンや窒素の除去能力を持つという。花いかだの本体は、縦1002ミリ×横842ミリメートル。重さは5キログラム。製造は子会社のみのる化成(岡山県赤磐市)が担当する。

 1基にサンパチェンス4株が載り、複数を連結して自由にレイアウトできる。当初は給水ひもから水を供給し、生育が進むと根が水中に伸び、水やりの必要はない。すでにみのる産業が運営する後楽ゴルフ倶楽部(岡山市北区)の池に1300基、5200株を試験的に設置した。

日刊工業新聞2016年7月26日

COMMENT

宮里秀司
編集局経済部
編集委員

アオコと言えば毎年、秋以降に学校のプールが緑色になっていたのを思い出します。植栽を池に浮かべて富栄養化を防ぐというアイデアは面白いと思います。

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