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Bリーグ22日開幕!アイシン精機、トヨタの系列対決も

「シーホース三河」VS「アルバルク東京」の初対決は来年1月28日に刈谷
Bリーグ22日開幕!アイシン精機、トヨタの系列対決も

「シーホース三河」の発表・報告会。左から4人目が鈴木社長

 新リーグに向けて始動―。アイシン精機は6日、男子バスケットボールチームをマネジメントするため5月に設立した新会社「シーホース三河」(愛知県刈谷市)の概要を発表した。二つのリーグを統一して9月に開幕する新たなプロリーグ「Bリーグ」の1部に参戦する。

 新会社は資本金4500万円でアイシンが50%を、グループ12社が50%を出資する。従業員数は29人で、そのうちの15人は選手。新リーグに伴い、チーム名も「アイシンシーホース三河」から企業名を取った「シーホース三河」に変わる。

 アイシンの男子バスケットチームはリーグ優勝6回、天皇杯優勝9回の強豪。5日に優勝を争ったリーグは準優勝で、1月の天皇杯は優勝した。新会社の鈴木秀臣社長は「スポーツマネジメントとしてエンターテインメント性も追求する」と決意を述べた。

 一方、トヨタ自動車は、男子バスケットボールチームを運営する新会社「トヨタアルバルク東京」(東京都文京区)を設立した。所属するクラブ「アルバルク東京」は、9月に開幕する新たなプロリーグ「Bリーグ」の1部に参戦する。

 新会社は資本金1億円。トヨタが90%、三井物産フォーサイト(東京都品川区)が10%を出資。会長に豊田章男トヨタ社長、社長に元三井物産フォーサイト常務執行役員の林邦彦氏が就任した。

 豊田会長は「クラブが目指す『強いクラブ』『地域に愛されるクラブ』となるよう、トヨタとしてもしっかりとバックアップしていく」とのコメントを公表した。

 クラブの前身である「トヨタ自動車アルバルク」は過去15年間でリーグ優勝4回、天皇杯優勝2回。最終2015―16シーズンではリーグ史上最高勝率を記録した。
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
新たに発足したBリーグは北海道から沖縄まで全36チームが、上位のB1と下位のB2に分かれて競います。各リーグ60試合というタフな日程で行われ、勝率により順位を決定します。個人的にはB1西地区の琉球ゴールデンキングスが気になります。

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