中露が中型旅客機を共同開発か

航空サイト報道

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ロシア・ユナイテッド・エアクラフトのブース(2015年のパリ国際航空ショーで)
 中国とロシアの国営航空機メーカーが、座席数280人程度の中型旅客機を共同開発する方針を固めたことが分かった。航空専門サイトの「Flight Global」が13日付で伝えている。

 報道によると、中国商用飛機(COMAC)と、ロシアのユナイテッド・エアクラフト(UAC)は2022~25年の納入開始をめどに中型旅客機を共同開発する方針。航続距離は1万2000キロメートル程度と、東京・ロンドン間など長距離国際線に投入可能なサイズとなる。

 エンジンには英ロールス・ロイス製または米ゼネラル・エレクトリック(GE)製を採用する見通しという。中・長距離便向けの大型航空エンジンはこの2社に米プラット・アンド・ホイットニーを加えた英米3社が席巻しており、実績を重視したもようだ。一方、同サイトは「長期的には中国、ロシアそれぞれでエンジンを開発する計画もある」と報じている。

 両社は年内にも合弁会社を中国・上海に設立し、機体の設計などを始める。最終組立工場も上海に設置する方向という。

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中国COMAC、ロシアUACは既に中型旅客機をそれぞれ開発中です(COMACが「C919」、UACは「MS―21」)。 が、2年前から両国首脳会談などで共同開発が話題には上っていたようです。「打倒ボーイング、エアバス」といったところでしょうか。 日本のMRJはボーイング・エアバスとは競わない小型機クラスの市場を狙っていますが、10年、20年後に「気づくと中国製の飛行機が世界を飛んでいる」ことになるかもしれません。日本も航空機産業育成には力を入れていますが、中露の動きは気になります。

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