いすゞ、北米で中型トラック市場に再参入。現地仕様車を開発・生産
ディーゼルエンジンを搭載は初、17年中にも
いすゞ自動車は2017年にも米国で中型トラック市場に再参入する。部品の現地調達率を高めた新型車を開発。基幹部品のみ日本から輸出し、現地の生産委託先で組み立てる。ディーゼルエンジンを搭載したトラックを米国で生産するのは初めて。米国では堅調な経済環境から、都市部の配送に使う中型トラックの需要が高まっている。日野自動車も現地工場を拡張しており、日系商用車2社は米国で一層の販売を目指す。
いすゞは業務提携する米ゼネラル・モーターズ(GM)の経営危機を受け、11年に中型トラック市場から撤退した。今回、約6年ぶりに車両総重量8・8―11・8トン級の「クラス6」といわれる中型トラック市場に再参入する。
日本で販売する中型トラックをベースに現地需要を踏まえた新型車を開発する。日本からの輸出はキャブ(運転席部分)やエンジンにとどめ、現地の部品を多用して価格競争力を高める。組み立ては米スパルタン・モーターズに委託する。当初の生産規模は年間1万台前後とみられる。
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いすゞは業務提携する米ゼネラル・モーターズ(GM)の経営危機を受け、11年に中型トラック市場から撤退した。今回、約6年ぶりに車両総重量8・8―11・8トン級の「クラス6」といわれる中型トラック市場に再参入する。
日本で販売する中型トラックをベースに現地需要を踏まえた新型車を開発する。日本からの輸出はキャブ(運転席部分)やエンジンにとどめ、現地の部品を多用して価格競争力を高める。組み立ては米スパルタン・モーターズに委託する。当初の生産規模は年間1万台前後とみられる。
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日刊工業新聞2016年7月14日