AI利用の事故写真収集サービスを海外展開。アジアや欧州の報道向け

スペクティー、SNSの投稿を自然災害など51の項目に分類

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ニュースデックの画面
 Spectee(スペクティー、東京都新宿区)は、人工知能(AI)がソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に投稿された事故や火災の写真を集めて報道機関に提供するサービス「Newsdeck(ニュースデック)」の海外展開を7月から始める。パートナー企業と連携しアジアと欧州の報道機関へ提案する。2018年10月期に海外事業で10億円の売上高を目指す。

 ニュースデックはテレビ局や新聞社向けのクラウドを使ったサービス。国内外で起きる事故や火災現場の映像や画像をリアルタイムでフェイスブックやユーチューブなど四つのSNSから自動で集め、AIが事件、事故、自然災害など51の項目に分類する。

 報道機関はパソコン上でそれらを確認し、ニュース素材として活用する。スペクティー側が投稿者から利用許諾をあらかじめ取得するケースもあり、投稿者への連絡や追加取材が円滑にできる。利用は月額制。すでに日本の放送局などで採用が進んでいる。

 同様のサービスは米ストーリーフルや同バンジョーがライバル。米国のテレビ局はこれら企業が強い。スペクティーはまず国内に並行しテレビ局が多い香港、台湾、韓国、シンガポールで提案活動を始める。

日刊工業新聞2016年6月29日

COMMENT

石橋弘彰
相模支局
支局長

 報道向けに提供を絞っているので、事故の映像に死体などが映っていても加工する必要が無い。膨大なデータを扱う割に、スペクティーが行う仕事のほとんどはAIでまかなえ、面倒なのは権利を取る交渉を画像をアップした主とするぐらいだ。少人数でできるなかなか良いビジネスモデルに仕上がっている。

キーワード
スペクティー

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