東京と小笠原を結ぶ新型船、より大型で所要時間も1時間半短縮
7月2日運航開始の3代目はレディースルームを拡大
小笠原諸島・父島二見港と東京・東京港竹芝を結ぶ「おがさわら丸」の3代目となる新船が29日に竹芝桟橋で披露された。2代目との外観の大きな違いは、船を真横から見るとデッキ部が1階層増え2階層となったこと。外観はかなり大型の船に見え、実際の総トン数も約1.6倍の約1万1000トンになった。
また2代目の舳先が下部に向かい曲線を描き丸みを帯びた形だったのに対し、新型船は舳先から船底までまっすぐ切り立ったスリムな船体となっているのが特徴。
船内はゆったりと船旅を楽めるように従来より個室を増設。2等和室は横になった際、頭の部分に間仕切りを設けたり、レディースルームの設定を拡大した。
運航する小笠原海運によると、船の大型化により出力もアップされており、現在は片道25時間半かかるところ、1時間30分短縮の24時間で運行されるようになる。
新船は19年あまりにわたって活躍した2代目と交代し、7月2日から就航予定だ。
(文・写真=田山浩一)
また2代目の舳先が下部に向かい曲線を描き丸みを帯びた形だったのに対し、新型船は舳先から船底までまっすぐ切り立ったスリムな船体となっているのが特徴。
船内はゆったりと船旅を楽めるように従来より個室を増設。2等和室は横になった際、頭の部分に間仕切りを設けたり、レディースルームの設定を拡大した。
運航する小笠原海運によると、船の大型化により出力もアップされており、現在は片道25時間半かかるところ、1時間30分短縮の24時間で運行されるようになる。
新船は19年あまりにわたって活躍した2代目と交代し、7月2日から就航予定だ。
(文・写真=田山浩一)
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