村田製作所、太陽光発電向け小型インバーター開発
17年度中に量産。マイクロインバーターよりも電力変換効率高く
村田製作所は太陽光発電向けの小型インバーターを開発した。米国で普及が進むマイクロインバーターよりも電力変換効率が高い。より細かい単位での太陽光パネルの管理や、最適な分散化システムの構築を可能にする。家庭用・産業用の両面での採用を狙う。2017年度中に量産する予定。
1キロワット出力のタイプ(写真)で縦横の大きさは450ミリ×160ミリメートルで、高さは50ミリメートル。ストリングインバーターの回路方式の一つであるマルチレベル回路技術を採用し、小型化・長寿命化を実現した。太陽光パネル背面への設置が可能で、建材一体型パネルや、分散して設置する小容量パネルなどへの適用を見込む。
1キロワット出力のタイプ(写真)で縦横の大きさは450ミリ×160ミリメートルで、高さは50ミリメートル。ストリングインバーターの回路方式の一つであるマルチレベル回路技術を採用し、小型化・長寿命化を実現した。太陽光パネル背面への設置が可能で、建材一体型パネルや、分散して設置する小容量パネルなどへの適用を見込む。
日刊工業新聞2016年6月27日