順天堂大とジェフ千葉、女性選手の健康管理でコラボ
ICT駆使し月経不順や疲労骨折を予防
順天堂大学医学部は、サッカー・なでしこリーグ1部のジェフユナイテッド市原・千葉レディースなどと連携し、情報通信技術(ICT)を使って女性スポーツ選手の健康を管理するプロジェクトを始めた。体温や食事、体脂肪率などの基礎データと、走行距離や心拍数など試合での実測データを融合。女性選手に多い月経不順や疲労骨折を予防し、試合で最大の実力を発揮できる体制を整える。
ICTを使った健康管理システムは、クライム・ファクトリー(東京都新宿区)が提供する。また産婦人科の専門医として産科婦人科舘出張(たてでばり)佐藤病院(群馬県高崎市)が協力する。
ジェフ市原・千葉レディースからはトップチームのほか、下部組織に所属する高校・中学生年代の選手も参加する。順天堂大の本田由佳非常勤助教は「運動と休養、栄養補給のバランスを、発育段階に応じて指導していきたい」と話す。将来はプロジェクトの成果を陸上競技や体操といった他競技に水平展開したい考えだ。
ICTを使った健康管理システムは、クライム・ファクトリー(東京都新宿区)が提供する。また産婦人科の専門医として産科婦人科舘出張(たてでばり)佐藤病院(群馬県高崎市)が協力する。
ジェフ市原・千葉レディースからはトップチームのほか、下部組織に所属する高校・中学生年代の選手も参加する。順天堂大の本田由佳非常勤助教は「運動と休養、栄養補給のバランスを、発育段階に応じて指導していきたい」と話す。将来はプロジェクトの成果を陸上競技や体操といった他競技に水平展開したい考えだ。
日刊工業新聞2016年6月16日 大学・産学連携面