レッドブル・エアレース、日本人初優勝―室屋選手、地元の風を味方に
レッドブル・エアレースが5日、千葉市美浜区の海浜幕張公園で開催された。約5万人の観客が見守る中、日本人パイロット室屋義秀選手が初優勝を果たし、会場の興奮は最高潮に達した。
「空のF1」とも言われるレッドブル・エアレースは、最高時速370キロメートルでプロペラ飛行機が低空を駆け抜ける3次元モータースポーツ。14人のパイロットがその操縦技術、判断力、精神力の限りを尽くしタイムを競う究極のレースだ。
室屋選手は唯一の日本人パイロットとして2009年に初参戦。母国レースのプレッシャーをはねのけ、地元の風を味方につけての悲願達成に、室屋選手の目には涙が光った。
室屋選手が「特別な場所となった」と話す千葉での開催は今年で2回目。世界7カ国8都市で戦いが繰り広げられる中、千葉はアジアで唯一の開催地だ。初開催となった昨年の千葉大会はレッドブル・エアレース史上最大の約12万人の観客動員数を記録。日本でのエアレースへの関心の高さを示した。
室屋選手の優勝でさらなる人気の高まりが期待されるエアレースだが、大会を主催するレッドブル・エアレースのエリック・ウルフCEOは来年の千葉開催について前向きな考えを表明している。
決勝レース開始前の記者会見でエリック・ウルフCEOは「大会成功には行政、民間の支援が不可欠だ。前回そして今回の大会で千葉が積み上げた自信、経験、ノウハウに手応えを感じている」と話した。これを受け、千葉市の熊谷俊人市長は「来年も迎えられれば嬉しい」と歓迎。ハンガーや臨時滑走路を整備、提供した浦安市の松崎秀樹浦安市長も「市民の関心、期待も高まっている。次回もぜひ協力したい」と前向きだ。
来年も千葉で、室屋選手の活躍を見られそうだ。
「空のF1」とも言われるレッドブル・エアレースは、最高時速370キロメートルでプロペラ飛行機が低空を駆け抜ける3次元モータースポーツ。14人のパイロットがその操縦技術、判断力、精神力の限りを尽くしタイムを競う究極のレースだ。
室屋選手は唯一の日本人パイロットとして2009年に初参戦。母国レースのプレッシャーをはねのけ、地元の風を味方につけての悲願達成に、室屋選手の目には涙が光った。
室屋選手が「特別な場所となった」と話す千葉での開催は今年で2回目。世界7カ国8都市で戦いが繰り広げられる中、千葉はアジアで唯一の開催地だ。初開催となった昨年の千葉大会はレッドブル・エアレース史上最大の約12万人の観客動員数を記録。日本でのエアレースへの関心の高さを示した。
室屋選手の優勝でさらなる人気の高まりが期待されるエアレースだが、大会を主催するレッドブル・エアレースのエリック・ウルフCEOは来年の千葉開催について前向きな考えを表明している。
決勝レース開始前の記者会見でエリック・ウルフCEOは「大会成功には行政、民間の支援が不可欠だ。前回そして今回の大会で千葉が積み上げた自信、経験、ノウハウに手応えを感じている」と話した。これを受け、千葉市の熊谷俊人市長は「来年も迎えられれば嬉しい」と歓迎。ハンガーや臨時滑走路を整備、提供した浦安市の松崎秀樹浦安市長も「市民の関心、期待も高まっている。次回もぜひ協力したい」と前向きだ。
来年も千葉で、室屋選手の活躍を見られそうだ。
ニュースイッチオリジナル