トイレ「空いてます」がスマホでわかるー富士通九州システムズが開発
閉扉後15分で安否確認、緊急事態通報も
トイレ探しもスッキリ―。富士通九州システムズ(福岡市博多区、松井和男社長、092・260・6200)は、社内の個室トイレの空き状況をパソコンやスマートフォンで確認できるシステムを開発、本社ビルで運用を始めた。トイレが混雑する時間に、仕事場とトイレの間を行き来したり空室を探したりする時間を減らすのが狙い。
システムは扉に付けたセンサーが使用状況を認識、その情報がディスプレー(写真)やパソコンで見られる。見守り機能もあり、扉が閉まってから15分経過すると安否確認を行う。1分以内にボタンを押さなければ緊急事態と判断して総務に連絡するほか、ディスプレーに表示する。
導入場所に応じた機能追加が可能で、例えば病院の場合、床に倒れたことを感知する赤外線センサーを設置することで15分以内でも緊急事態を知らせることができる。
同社は「NPO法人日本トイレ研究所」に加盟しており、今回のシステム開発にトイレ関連業者からのアドバイスを生かした。
システムは扉に付けたセンサーが使用状況を認識、その情報がディスプレー(写真)やパソコンで見られる。見守り機能もあり、扉が閉まってから15分経過すると安否確認を行う。1分以内にボタンを押さなければ緊急事態と判断して総務に連絡するほか、ディスプレーに表示する。
導入場所に応じた機能追加が可能で、例えば病院の場合、床に倒れたことを感知する赤外線センサーを設置することで15分以内でも緊急事態を知らせることができる。
同社は「NPO法人日本トイレ研究所」に加盟しており、今回のシステム開発にトイレ関連業者からのアドバイスを生かした。
日刊工業新聞2016年6月2日 中小企業・地域経済面