ローソン、今期に海外店舗数を3割増の1000店へ。上海を重点に
三菱商事との連携深める
ローソンは2017年2月期に、海外店舗数を前期比3割増の約1000店に増やす。海外では中国と東南アジアなどで展開しており、今後は中国・上海地域を中心に拡大する。環太平洋連携協定(TPP)の発効を見込み、日系コンビニ各社はアジア市場の深耕を進めている。ローソンは店舗数でセブン―イレブンやファミリーマートに大きく離されており、進出のスピードを上げて巻き返しを図る。
ローソンは16年4月末時点で中国や東南アジアなど海外で793店舗を展開している。このうち上海地域では485店舗を置いている。同地域では今後2年以内に1000店舗規模に増やす計画だ。
東南アジアでは、すでに進出しているタイやインドネシア、フィリピンのほか、ベトナムやミャンマーへの出店も視野に入れる。上海では現地企業とパートナー契約を結んで運営している店舗と直営店があるが、新規に出店する地域では現地企業とパートナー契約を結んだ店舗を中心として、より地域に合わせた店舗や商品の開発を進める方針だ。
海外でのパートナー開拓などでは、三菱商事との連携を強める。進出した地域で店舗数を拡大すれば現地のメーカーや不動産会社などへの発言力や、知名度が高まり、出店しやすくなるとみている。
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ローソンは16年4月末時点で中国や東南アジアなど海外で793店舗を展開している。このうち上海地域では485店舗を置いている。同地域では今後2年以内に1000店舗規模に増やす計画だ。
東南アジアでは、すでに進出しているタイやインドネシア、フィリピンのほか、ベトナムやミャンマーへの出店も視野に入れる。上海では現地企業とパートナー契約を結んで運営している店舗と直営店があるが、新規に出店する地域では現地企業とパートナー契約を結んだ店舗を中心として、より地域に合わせた店舗や商品の開発を進める方針だ。
海外でのパートナー開拓などでは、三菱商事との連携を強める。進出した地域で店舗数を拡大すれば現地のメーカーや不動産会社などへの発言力や、知名度が高まり、出店しやすくなるとみている。
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日刊工業新聞2016年6月1日