トヨタ、新型プリウスPHVの日本仕様を初披露

6月開催の「スマートコミュニティJapan2016」(日刊工業新聞社主催)で

 世界初のソーラー充電システムを採用―。トヨタ自動車は30日、プラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」の全面改良モデルの日本仕様を、6月に初披露すると発表した。6月15―17日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される展示会「スマートコミュニティJapan2016」(日刊工業新聞社主催)に出展する。

 新型プリウスPHVは日本では2016年秋の発売予定。日本仕様はルーフに搭載した太陽光発電パネルで発電する電気を駆動用バッテリーに充電するシステムのほか、急速充電機能も備える。

 新型プリウスPHVは15年末発売のハイブリッド車(HV)「プリウス」4代目モデルをベースとしながら、フロントやリアのデザインを大きく変えた。リチウムイオン電池の総エネルギー量を拡大し、電気自動車(EV)モードでの走行距離は従来比約2・3倍の60キロメートル以上と延長。11・6インチ大型ディスプレイナビゲーションシステムも搭載する。

 展示会では実験キットや燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」の模型を使って燃料電池が発電する仕組みを体験できる実験教室を開催。走行車両から得られる「ビッグデータ」を活用した現行サービスや今後の可能性も紹介する。

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日刊工業新聞2016年5月31日

明 豊

明 豊
05月31日
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最近はFCVの話題が多いトヨタ。しかし今月にはハイブリッド車(HV)の累計販売台数が900万台を突破した。1997年に「プリウス」発売以来、積み重ねた実績と信頼は重い。地域別の販売台数は日本が438万台、北米が299万台、欧州が111万台。プリウスの全面改良を控えていたこともあり、15年は日本の販売が前年割れ、北米も2年連続マイナス。一方で欧州は6年連続のプラスで確実に世界へ浸透しいる。トヨタは昨年、20年までにHVの年間販売台数を150万台、累計で1500万台まで引き上げる方針を発表している。PHVは日本では三菱自動車、欧州勢ではBMWやVWが力を入れている。トヨタは環境車でHV、PHV、FCVなどが併存する未来を描いており、ぜひ新しいPHVでその一端を見てみよう。

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