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“ロボホン”とカフェで一息 シャープ、都内に「ロボホンカフェ」オープン

 カフェでロボホンと一息―。シャープは26日、二足歩行ロボット型携帯電話「ロボホン」を発売したと発表した。これに合わせてロボホンを体験できる「ロボホンカフェ=写真」を東京都港区にオープンした。店内にはロボホンの世界観を表現した装飾や、実物を展示した。店舗の開設期間は6月7日まで。ロボホンの価格は19万8000円(消費税抜き)。
 


 ロボホンは人型ロボットとスマートフォンを掛け合わせた商品。価格が高額なため、カフェを開設して消費者に触れてもらい、購買意欲をかき立てるのが狙い。今後も全国で期間限定の店舗やイベントなどを開き、体験できる機会を増やすことで、消費者への理解を深める。山本信介コミュニケーションロボット事業推進センター所長は「予約段階で1000台を超えることができた」と手応えを感じていた。


DMM.com、「ロボホン」の販売開始


 DMM.com(東京都渋谷区、松栄立也社長、03・5789・7031)は、シャープのモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」の販売を5月26日より開始した。予約者の先着50人にキャリングケースをプレゼントする。購入者にはDMMポイントを2万5000ポイント贈る。ロボホンの販売価格は19万8000円(消費税抜き)。別途携帯電話のSIMカードやアプリケーション利用プランの月額利用契約(月980円)が必要となる。

 同社がロボホンの取り扱いを決めた背景として、岡本康広ロボット事業部長は「一般消費者向けのロボット販売事業を行い、かつMVNO事業も行っており相乗効果が高いため」と話す。

日刊工業新聞2016年5月27日 電機・電子部品・情報・通信1面/2016年4月29日 ロボット面に一部加筆
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
ロボホンは意外と小さいので、持ち歩くのにすぐ破損させてしまいそうでちょっとドキドキします。キャリングケースは必須ですね。昨年は銀座で同様に「ロビカフェ」を開催していました。ロボットと普段あまり触れ合わない女性などをターゲットにしているのでしょう。

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