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<伊勢志摩サミット>「のんべえ」に好評?三重の地酒、一堂に

<伊勢志摩サミット>「のんべえ」に好評?三重の地酒、一堂に

日本酒を試飲する外国メディア関係者

 【伊勢】26日開幕の伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)に伴い開設した国際メディアセンター(三重県伊勢市)の三重情報館には、三重県が蔵元の日本酒がずらりと並んでいる(写真)。サミット参加国の国旗を描いた四日市萬古焼による酒器を用意するなど、「海外の方に日本酒の素晴らしさを知って頂きたい」(三重県関係者)と展示に力を込めた。

 三重県には現在、35の蔵元がある。日本酒生産量は全国35番目で、出荷量もここ数年で2割以上減少しているという。ただ、地酒ブームに乗り「吟醸酒、純米酒、本醸造酒は伸びている」(同)。“三重の酒”を国内外にアピールし、順位を上げる絶好の機会になりそうだ。

 また、清水清三郎商店(三重県鈴鹿市)の純米酒「作 穂の智」を原料に、三菱化学のゼオライト膜を用いてうまみや香り、アルコール成分を濃縮した度数30度の新しい濃縮酒が展示されるなど、技術進化にも注目が集まった。
日刊工業新聞2016年5月26日付 総合2面
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
良い企画ですね。生産量が全国35番目というのは少し気になりますが・・・。頑張ってほしいですね。 外国人記者にも飲んだ感想を聞いてみたいところ。

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