腕が伸び縮みするロボット、人と並んで作業しやすく
ライフロボティクス、工場・物流など採用続々
ライフロボティクス(東京都江東区、尹祐根CEO、03・6458・8258)が1月に発売した人協調型ロボット「CORO(コロ)」の採用が進んでいる。トヨタ自動車やオムロン、吉野家、ロイヤルホールディングスのほか、化粧品や物流業界でも国内の大手企業が導入を決めた。尹社長は「人と並んで作業しやすい設計が評価されている」と目を細める。
コロはロボットの腕に当たる部分が伸び縮みする機構を採用した点がユニーク。縮んだ部分ははみ出ることなく腕に収納され、人の作業の邪魔をしない。伸びた際に必要な剛性を保ちつつ、内部収容する構造の開発に苦労した。
専門知識がなくても動きを設定できる点や、重さ26キログラムで簡単に移動できることも採用につながった。「人と共に働くロボットの普及で人手不足の対策に貢献したい」(尹社長)という。
コロはロボットの腕に当たる部分が伸び縮みする機構を採用した点がユニーク。縮んだ部分ははみ出ることなく腕に収納され、人の作業の邪魔をしない。伸びた際に必要な剛性を保ちつつ、内部収容する構造の開発に苦労した。
専門知識がなくても動きを設定できる点や、重さ26キログラムで簡単に移動できることも採用につながった。「人と共に働くロボットの普及で人手不足の対策に貢献したい」(尹社長)という。
日刊工業新聞2016年5月25日 ロボット面