川重、航空機エンジン生産にIoT導入。協力会社20社とネットワーク化
川崎重工業は2020年までに、民間航空機用ジェットエンジン部品生産にIoT(モノのインターネット)を導入する。西神工場(神戸市西区)の四つの工場棟とチタンやニッケル部品の粗加工を担う約20社の協力会社をネットワーク化。社内外の生産計画や進捗(しんちょく)をリアルタイムに把握するほか、センサーで設備を管理する。工期短縮や設備稼働率の向上につなげる。IoT化で工期・工数を15年度比25%削減する。
工場棟や協力会社をネットワークでつなぎ、部材・部品の詳細な情報を共有。統一した生産計画のもと、外注を含む生産の全体進捗をフォローする。膨大な生産データを収集・分析すれば、生産変動が生じた際に高精度な検証が可能。国内外を問わず部品の安定供給を実現する。
工作機械やロボット、搬送設備などの稼働情報は、プログラマブルコントローラー(PLC)などの工場自動化(FA)機器や各種センサーで取得する。設備稼働のムダ分析による稼働率向上や、設備故障の発生を解析することで予防・予知保全につなげる。
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工場棟や協力会社をネットワークでつなぎ、部材・部品の詳細な情報を共有。統一した生産計画のもと、外注を含む生産の全体進捗をフォローする。膨大な生産データを収集・分析すれば、生産変動が生じた際に高精度な検証が可能。国内外を問わず部品の安定供給を実現する。
工作機械やロボット、搬送設備などの稼働情報は、プログラマブルコントローラー(PLC)などの工場自動化(FA)機器や各種センサーで取得する。設備稼働のムダ分析による稼働率向上や、設備故障の発生を解析することで予防・予知保全につなげる。
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日刊工業新聞2016年5月24日