食べて健康だけじゃなかった!エゴマ油で濡れ髪ダメージを予防
クラシエホームが今秋製品化
クラシエホームプロダクツ(東京都港区、岡田尚樹社長、03・5446・3210)は、毛髪がぬれた状態で摩擦を受けると表面を覆う薄い細胞層のキューティクルが剥がれ最下層が露出し“ぬれ髪ダメージ”の状態になることを確認した。さらに、その予防・補修にエゴマ油が有効であることを発見した。研究成果を今秋発売する製品に応用する。
同社は毛髪に摩擦を与え、キューティクルの表面を動摩擦計や形状解析レーザー顕微鏡を用いて観察。その結果、乾燥状態とぬれた状態ではキューティクルの剥がれ方が異なることを確認。
水にぬれた状態ではキューティクルの上層が剥がれ、最下層が露出し水で柔らかくなる。このため髪のパサつきや広がり、手触りが悪い状態になることが分かった。
キューティクルの弾性と滑り性に効果を持つ成分としてココナツオイルや、オリーブオイルなどを検証した結果、エゴマ油が突出して効果が高いことを発見した。
同社ビューティケア研究所の松江由香子主任研究員は「浸透性が高いからではないか」と分析した。
同社は毛髪に摩擦を与え、キューティクルの表面を動摩擦計や形状解析レーザー顕微鏡を用いて観察。その結果、乾燥状態とぬれた状態ではキューティクルの剥がれ方が異なることを確認。
水にぬれた状態ではキューティクルの上層が剥がれ、最下層が露出し水で柔らかくなる。このため髪のパサつきや広がり、手触りが悪い状態になることが分かった。
キューティクルの弾性と滑り性に効果を持つ成分としてココナツオイルや、オリーブオイルなどを検証した結果、エゴマ油が突出して効果が高いことを発見した。
同社ビューティケア研究所の松江由香子主任研究員は「浸透性が高いからではないか」と分析した。
日刊工業新聞2016年5月23日 建設・エネルギー・生活面