セブン&アイ、後継者育成計画を策定

井阪次期社長が明らかに

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井阪氏
 セブン&アイ・ホールディングス(HD)はコーポレートガバナンス(企業統治)を刷新する。サクセッションプラン(後継者育成計画)を策定するほか、同プランを効率的に機能させるため、役員の定年制や任期制の導入も検討する。次世代を担う経営者の育成が課題であるほか、社長の定年は内規で決まっているが機能しておらず、任期も定めていなかった。後継者を育成する基盤を整備して体質強化を進める。

 サクセッションプランとは、組織を永続的に存続させるため、経営者にふさわしい人物を見極め、経験を積ませて育てる計画。人事部門だけでなく、経営が深く関与することが多い。26日に社長就任予定の井阪隆一取締役(セブン―イレブン・ジャパン社長)は「いろいろな勉強をした上で、重責を担ってもらえる制度を組み上げていきたい」としている。

 同社は井阪取締役がセブン―イレブン・ジャパン社長を退任する会社案が4月7日の取締役会で否決されたことを契機に経営が混乱。コーポレートガバナンスの強化が必要と指摘されていた。

日刊工業新聞2016年5月18日

COMMENT

 セブン&アイに限らず、トップの引き際を決めるのは難しいです。業績が良いのに4年と決めたから4年で退任というのも、惜しい感じがしますし、だからといって6年やったら業績が悪くなったというのもね。本当にタイミングは難しい。社長の仕事はよく大半は後継者を育成することといわれます。トップは年齢で区切る訳にいきませんが、トップの地位に恋々とするより、さっさと後継者に任せて組織の活性化を図るのもトップの大事な仕事ではないでしょうか。しかし、国内産業界にも恋々としているトップは多いですね。

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