セブン&アイ、後継者育成計画を策定
井阪次期社長が明らかに
セブン&アイ・ホールディングス(HD)はコーポレートガバナンス(企業統治)を刷新する。サクセッションプラン(後継者育成計画)を策定するほか、同プランを効率的に機能させるため、役員の定年制や任期制の導入も検討する。次世代を担う経営者の育成が課題であるほか、社長の定年は内規で決まっているが機能しておらず、任期も定めていなかった。後継者を育成する基盤を整備して体質強化を進める。
サクセッションプランとは、組織を永続的に存続させるため、経営者にふさわしい人物を見極め、経験を積ませて育てる計画。人事部門だけでなく、経営が深く関与することが多い。26日に社長就任予定の井阪隆一取締役(セブン―イレブン・ジャパン社長)は「いろいろな勉強をした上で、重責を担ってもらえる制度を組み上げていきたい」としている。
同社は井阪取締役がセブン―イレブン・ジャパン社長を退任する会社案が4月7日の取締役会で否決されたことを契機に経営が混乱。コーポレートガバナンスの強化が必要と指摘されていた。
サクセッションプランとは、組織を永続的に存続させるため、経営者にふさわしい人物を見極め、経験を積ませて育てる計画。人事部門だけでなく、経営が深く関与することが多い。26日に社長就任予定の井阪隆一取締役(セブン―イレブン・ジャパン社長)は「いろいろな勉強をした上で、重責を担ってもらえる制度を組み上げていきたい」としている。
同社は井阪取締役がセブン―イレブン・ジャパン社長を退任する会社案が4月7日の取締役会で否決されたことを契機に経営が混乱。コーポレートガバナンスの強化が必要と指摘されていた。
日刊工業新聞2016年5月18日