シンガポールの空港で走り回る床面洗浄ロボ「Buddy」

村田機械が海外初納入

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シンガポールのチャンギ空港で清掃作業を行う「Buddy」
 【京都】村田機械は、走行台車などの自律移動を実現する制御システム「It’s Navi」を搭載した自律走行式ロボット床面洗浄機「Buddy」をシンガポールのチャンギ国際空港にこのほど納入した。海外では初の納入になる。同空港での本格的な導入はこれからになるが、先行き病院や商業施設のロボット活用による屋内清掃などの提案につなげる考えだ。

 チャンギ空港はBuddyを2台購入した。今後3カ月間、空港内で一般利用者がいる環境で、ロボットによる無人の床面清掃作業を実施し、清掃具合や人々の反応などを確かめるという。

 Buddyは手動で使う洗浄機に「It’s Navi」を搭載して自律移動できるようにした。作業者が手動で洗浄機を使い、自律走行させたい場所や速度、洗浄のパターンなど64パターンを覚えさせられる。走行経路上に障害があれば自動停止する。ドライブレコーダーも搭載。バッテリー駆動で約2時間半稼働できる。

 Buddyは村田機械の海外向けブランド。自律走行式ロボットの床面洗浄機は共同開発先のアマノが製造した。国内ではアマノが同洗浄機を国内主要空港向けに納入実績がある。

日刊工業新聞2016年5月9日 機械・ロボット・航空機1面

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昆梓紗
デジタルメディア局DX編集部
記者

村田機械は工場などの自立走行台車を手掛けています。「It’s Navi」は、自律走行させたい経路を手動で走行させるだけで、経路や速度を記憶させることができます。

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