ブーム到来?「溶接女子」
群馬県内初めて女性が国家資格を取得。後進も続々
専門校の“溶接女子”が国家資格を取得―。高崎産業技術専門校(群馬県高崎市)メタル技術科の浦部安寿さんが国家資格「普通ボイラー溶接士」に合格した。女性の資格取得は群馬県内で初の快挙。4月には社会人になり、溶接士としての一歩を踏み出す。
「大げさに言えば、自分のやりたいこととの運命の出会いだった」。浦部さんは溶接との出会いを振り返る。工業高校に在籍した時に溶接を体験。その面白さにはまった。高2の冬に、県内の高校生を対象にした溶接大会に出場。毎日練習に励み、大会に臨んだが、本番の緊張感からか入賞を逃した。その悔しさから高崎産業技術専門校に進学し、技能者として成長。専門校での2年間で「自分の言葉で話せるようになった。人として強くなった」と話す。技能だけでなく精神面も成長した。
溶接といえば、火花が飛び散る作業から男の職場の印象が強いが、同校には4月、女性2人がメタル技術科に入学する。「男の職業と言われるが、やりたいなら挑戦してほしい」とエールを送る。
「大げさに言えば、自分のやりたいこととの運命の出会いだった」。浦部さんは溶接との出会いを振り返る。工業高校に在籍した時に溶接を体験。その面白さにはまった。高2の冬に、県内の高校生を対象にした溶接大会に出場。毎日練習に励み、大会に臨んだが、本番の緊張感からか入賞を逃した。その悔しさから高崎産業技術専門校に進学し、技能者として成長。専門校での2年間で「自分の言葉で話せるようになった。人として強くなった」と話す。技能だけでなく精神面も成長した。
溶接といえば、火花が飛び散る作業から男の職場の印象が強いが、同校には4月、女性2人がメタル技術科に入学する。「男の職業と言われるが、やりたいなら挑戦してほしい」とエールを送る。
日刊工業新聞2015年02月26日 列島ネット面