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《工場夜景#特別編》もうひとつのアングル

安全の「光」観光資源に
《工場夜景#特別編》もうひとつのアングル

月明かりが幻想的な光景を演出した鹿島臨海工業地帯

 5回に渡って連載した「工場夜景」。点灯するライトは安全に作業するために欠かせないもの。そこにはモノづくりの歴史や人々の苦労、営みがある。一方で産業観光として関心が高まり、工場が立地する各都市の観光促進と地域活性化を図るため、「全国工場夜景サミット」も開かれている。今年は静岡県富士市が参加、7都市に広がりを見せている。運営支援団体の確保や事務局体制の整備について議論し、観光客誘致キャンペーンや各地回遊のためのスタンプラリーなどを計画している。特別編として取り上げた各工業地帯の夜景を別アングルでお届けする。


 夜の室蘭港を彩るのはJXエネルギー室蘭製造所を中心とする工場群だ。その港湾をひとまたぎする白鳥大橋の後ろには純白に輝く高さ180メートルの三脚型集合煙突が象徴的に浮かび上がる


雨にけぶる丸善石油化学千葉工場(市原市五井地区)


レンゴーの尼崎工場。段ボール原紙など板紙を生産する


羽田空港から川崎市川崎区浮島町の工場地帯を望む


四日市旧港には大小の二重構造で水抜き穴が特徴的な潮吹き防波堤がある


全国初の「工場夜景プレミアム宿泊プラン」を始めたホテルサンルート徳山のスイートルームから撮影


新日鉄住金の北九州アイアンツリー(緑からオレンジへ)
日刊工業新聞2016年5月5日の特集に加筆
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
GWの休みが終わります。少しでも皆さんの心にも明かりが灯れば。

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