7割が「上司と仕事以外で付き合いたくない」

能率協会調べ。希薄な人間関係浮き彫りに

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 日本能率協会グループは第6回「ビジネスパーソン1000人調査」の「人間関係と貯蓄」編をまとめた。人間関係では、仕事以外で上司と付き合いたくない人が管理職で5割、一般社員で7割に上った。企業人の人間関係は希薄化していることが浮き彫りとなっている。

 上司がいる人に上司との仕事以外での付き合いを聞いたところ、「食事や飲みに行く」が最も多く、管理職で36・5%、一般社員で19・8%、全体では21・7%だった。次いで「年賀状・暑中見舞いを送る」が全体で14・3%、「家族の話をする」が11・9%。いずれも管理職の比率が高かった。

理想的には「付き合いをしたいか」を聞いたところ、「食事や飲みに行く」は3ポイント、「年賀状・暑中見舞いを送る」は4・5ポイント、「家族の話をする」は3・6ポイントそれぞれ現実を下回り乖離(かいり)が見られた。

また、上司が存在しながらも「上司との仕事以外の付き合いはない」と回答したのは管理職で39・6%、一般社員で63・8%。全体の61・1%を占めた。「付き合いたくない」人も管理職で47・9%、一般社員で70・1%、全体で67・7%になっている。

一方で、部下との「付き合い」については「食事や飲みに行く」が管理職で52・0%、一般社員で35・8%が実施。理想としては付き合いたいかの問いには「食事や飲みに行く」で管理職は49・0%、一般社員で30・9%。部下との付き合いは心理的なハードルが低く前向きにとらえる傾向があるが、それでも現実と理想では落差が見られる。他の項目についても同様の傾向にある。

日刊工業新聞2016年5月5日 モノづくり基盤・成長企業面

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局
記者・編集者

上司と「食事や飲みに行く」、「年賀状・暑中見舞いを送る」なんかもある種仕事の一環だと思っていたのですが…。どうやって部下と距離を縮めているのでしょうか。私は一応ゆとり世代ですが、ちょっとびっくりしました。上司の人大変ですね…。

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