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ラグビー日本代表もたじたじ!?ウィルチェアーラグビーや車いすテニスの魅力

東京都、パラリンピックの魅力広める
ラグビー日本代表もたじたじ!?ウィルチェアーラグビーや車いすテニスの魅力

タックルを受けるラグビーW杯2015日本代表の山田章仁選手

 車いすテニス、ウィルチェアーラグビー、陸上、ブラインドサッカー…。障がいのある選手が取り組むスポーツを間近で感じ、理解を深めてもらうイベントが東京・銀座の路上で開かれた。9月開催のブラジル・リオデジャネイロパラリンピックでメダルを目指すトップアスリートらがデモンストレーションを行い、オリンピックとはひと味違うパラリンピック競技の魅力をアピールした。

 東京都は2日、銀座中央通り(東京都中央区)でパラリンピック競技の体験イベント「NO LIMITS SPECIAL GINZA&TOKYO」を開き、ロンドンパラリンピック車いすテニスシングルス金メダリストの国枝慎吾選手らがデモンストレーションを行った。日本代表によるウィルチェアーラグビーのデモンストレーションでは、競技用車いすが激しくぶつかる様子に、沿道の観客が目を見張った。陸上競技やブラインドサッカーなどの競技体験も実施した。

 車いすテニスについて国枝選手は「車輪を(正面から見て)ハの字にすることで旋回性をもたせている」と実演を交えて仕組みを解説。ウィルチェアーラグビーの池崎大輔選手は「(車いす)テニスよりもまだ、知名度が低いスポーツ。こういう競技があることを知ってほしい」と訴えた。

 都は2016年度にパラリンピック競技の魅力を広く知ってもらおうと、体験プログラム「NO LIMITS CHALLENGE」を都内で開催。今回、特別版として銀座中央通りの一部を車両通行止めにして、疑似コートや展示場所を設置。通りがかった人が足を止め、トップアスリートの実技に見入る姿もあった。

2016年5月3日 中小企業・地域経済に加筆修正
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
会場で車いすテニスとウィルチェアーラグビーのデモンストレーションを見ました。両競技とも想像以上にハードでテクニカルなスポーツだと感じました。特にウィルチェアーラグビーのタックルは、衝撃音が予想以上。車いすが破損することもしばしばで、溶接を繰り返しているそうです。”タックル”を受けたラグビーの山田章仁選手と廣瀬俊朗元日本代表主将もたじたじの様子でした。次は実際の競技を観に行ってみようと思います。

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