ネットとリアル、究極の融合!「ニコニコ超会議2016」開催

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体験待ちの列ができていた「超VRアトラクションズ」
 待ちに待ったGW初日、幕張メッセ(千葉市美浜区)に押し寄せる人の波―。
 「ニコニコ超会議2016」が4月29・30日の両日開催された。同イベントの特長は、会場参加、動画コメント投稿参加ができる点。ネット接続環境さえあれば、同じ時間を共有して一体感を楽しめる。2日間の来場者数はのべ15万2,561人、インターネット上の視聴者数は554万8,583人となった。

 「ドワンゴ超自由研究」「超ドローン」「超VRアトラクションズ」など科学技術ジャンルに属するブースも出展する同イベント。「超ドローン」ブース「クレーンゲーム」は最後尾が120分待ち表示になるほどにぎわい、実況者がクレーンゲームに興じる参加者の様子を実況していた。また「DLsite VR『なごみの耳かき』」(=写真)ブースでは、畳に寝そべり“癒やし系耳かき仮想体験ゲーム”のひとときを過ごす参加者の姿があった。バイノーラル録音による立体音響を使用しており、頭の角度に合わせて声や息づかいが変化するので、一層リアリティーが増している。同ゲーム「なごみの耳かきVR」は市販のスマートフォン用VRゴーグル、イヤホン、スマートフォンがあれば利用できる無料アプリ。エイシス(東京都千代田区)が運営するダウンロードサイト「ディーエルサイトコム」から入手可能。
 
 日本の伝統技能を体感できる異色の出展も注目を集めた。「超刀剣」は、岐阜県関市の刀匠が特設ステージで刀鍛冶の実演を行った。来場者も木製のふいごで炉に風を送ったり、「折り返し鍛錬」と呼ばれる鋼を熱して叩いては折り曲げる工程を体験した。普段接することのできない刀匠と直接話ができることもあり、来場者からの質問が絶えない様子だった。

 また企業の一風変わった出展も多かった。「超特別協賛」のNTTは「NTT超未来大博覧会2016」として先端技術などを取り入れた展示を行った。「第3回hitoe®心拍将棋 名人編」では、着るだけで生体情報の連続計測を可能とする機能素材“hitoe”を着た石田直裕四段と伊藤真吾五段が心拍と呼吸を表示しながら対局を行った。形勢が悪くなるにつれ棋士の心拍や呼吸が上がるのがよくわかり、観客も対局に見入っていた。結果は伊藤五段が石田四段を破り、「第三代hitoe®心拍名人」となった。

 エンターテインメントに科学技術を併せ持つ同イベント。今後も目が離せない。
(文=東京・茂木 朝日、昆 梓紗)

ニュースイッチオリジナル

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局
記者・編集者

会場は一般来場者からコスプレイヤー、「踊ってみた」「歌ってみた」などの参加者で大盛り上がりでした。プロ、アマ問わず誰もが主役になれる可能性のあるすごいカルチャーだと思いました。

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