安倍首相が愛用するタンブラーにも。「水と空気以外は印刷できる」材料の技
川島銘板が繰り出す表面改質技術に他社も興味津々
川島銘板(埼玉県越谷市、宇田川博社長)は、安倍晋三首相が愛用するステンレスタンブラー(写真)への印刷を手がける。スクリーン印刷をはじめ多種多様な印刷技法を持ち、「水と空気以外は印刷できる」と金属類から樹脂類まで対象は幅広い。ゴルフボールへの印刷など、他社が“音を上げた”仕事が同社に飛び込んでくる。
強みは経験を生かした表面改質技術だ。宇田川社長は異業種の展示会などに足しげく通い、材料を独学で学んだ。通常、印刷では使わない材料を用いて表面に印刷しやすくする処理を施す。「材料の仕入れ先からは『何に使うのか』といつも聞かれる」という。
今後は、大量生産向きのスクリーン印刷と、多品種少量向けの紫外線(UV)インクジェット印刷を融合した技法の確立を目指す。
強みは経験を生かした表面改質技術だ。宇田川社長は異業種の展示会などに足しげく通い、材料を独学で学んだ。通常、印刷では使わない材料を用いて表面に印刷しやすくする処理を施す。「材料の仕入れ先からは『何に使うのか』といつも聞かれる」という。
今後は、大量生産向きのスクリーン印刷と、多品種少量向けの紫外線(UV)インクジェット印刷を融合した技法の確立を目指す。
日刊工業新聞2016年4月28日