GEを追いかけろ!ロールス・ロイスが航空機エンジンのIoT管理でMSと協業
エコシステムを実現できるか
【独ハノーバー=清水信彦】英ロールス・ロイスは、航空機用ジェットエンジンの高度な運用のために米マイクロソフトと協業した。モノのインターネット(IoT)向けシステム基盤をマイクロソフトが提供し、ロールス・ロイスが自社製エンジンの運用監視システムを開発した。ロールス・ロイスの顧客はエンジンの修理回数を減らし、航空機運用の効率性を高められる。
同様のシステムでは競合の米ゼネラル・エレクトリック(GE)が先行。GEは自社開発のIoTシステムを使っている。ロールス・ロイスはマイクロソフトと組むことでシステム開発を短期化し、GEに対抗する。
マイクロソフトがシステム基盤「マイクロソフトアジュールIoTスイート」を提供。ロールス・ロイスは自社の情報システム部門が中心となりマイクロソフトの協力を得てシステムを開発した。
ロールス・ロイスは、世界各地のジェットエンジンに多数のセンサーを配置し、膨大な量のデータをリアルタイムで収集する。これにより、異常の兆候を早期に検知したり、エンジンの点検や修理を効率化したりできる。
航空管制情報などとも合わせて膨大なデータを容易に扱えるようにするため、マイクロソフトの分析ソフト「コルタナ」も併せて採用した。
同様のシステムでは競合の米ゼネラル・エレクトリック(GE)が先行。GEは自社開発のIoTシステムを使っている。ロールス・ロイスはマイクロソフトと組むことでシステム開発を短期化し、GEに対抗する。
マイクロソフトがシステム基盤「マイクロソフトアジュールIoTスイート」を提供。ロールス・ロイスは自社の情報システム部門が中心となりマイクロソフトの協力を得てシステムを開発した。
ロールス・ロイスは、世界各地のジェットエンジンに多数のセンサーを配置し、膨大な量のデータをリアルタイムで収集する。これにより、異常の兆候を早期に検知したり、エンジンの点検や修理を効率化したりできる。
航空管制情報などとも合わせて膨大なデータを容易に扱えるようにするため、マイクロソフトの分析ソフト「コルタナ」も併せて採用した。
日刊工業新聞2016年4月27日