三菱自動車、部品メーカーへ支援検討も説明会は延期

<追記>燃費試験を優先、28日以降に

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三菱自動車の水島製作所(岡山県)
 三菱自動車は燃費試験データの不正操作問題を受け、27日に予定していた取引先部品メーカーへの説明会を28日以降に延期する。三菱自は国土交通省から27日までに同問題の詳細について報告を求められており、不正があった軽自動車の実際の燃費の試験などを優先するとみられる。

 また、不正のあった4車種の生産・販売を停止した三菱自は影響を受ける部品メーカーへの支援について検討を始めた。ただ、相川哲郎三菱自社長は支援について「全貌が読めないため、安易には言えない」としており、まずは状況の把握を優先するとみられる。
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日刊工業新聞2016年4月26日

COMMENT

安東泰志
ニューホライズンキャピタル
会長

三菱自動車は04年の経営危機に際して、一旦は外部から再生ファンドを筆頭株主として迎え、ファンド主導で社員100人を率いる事業再生委員会を組成。不眠不休の活動で、顧客志向の経営理念、社内風土改革、品質問題への対応など500項目余りの経営改革案を纒めた。しかし、金融庁査定を控えた銀行が三菱重工の関連会社化を主張し始め、そのアドバイザーが3週間で書いた急ごしらえの案に差し替えた経緯にある。外部のガバナンスを失い、内輪の論理に戻ってしまったとしたら残念なことだ。

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