三菱自の相川社長、水島製作所の生産停止「2-3カ月覚悟」

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三菱自動車の水島製作所
 三菱自動車の相川哲郎社長は22日、記者団の取材に応じ、燃費試験データの不正操作問題で停止した水島製作所(岡山県倉敷市)の軽自動車の生産について、「まだ分からないが、停止期間が2~3カ月に及ぶことは覚悟している」との認識を示した。また、部品メーカーや販売会社への支援についても検討を進めていることを明らかにした。

 水島製作所の生産再開の時期は見えていないとし、正確な数字で測定しなおして国土交通省から届け出を受理してもらわなければ「生産はできない」との見方も示した。

 その上で、生産停止で影響を受ける部品メーカーへの財務的な支援については、「どこまでやれるか調達部門で検討している」。一方、問題の全貌が読めないため「安易に言えない」とも話し、慎重に対応していく考えを明らかにした。

 販売会社については資金繰りが厳しくなることも予想されるとし、「何かしらの対応が必要になる」と述べた。また燃料代や中古車への対応なども求められており、三菱自単独では判断できないため国交省と相談しながら「我々ができる話を出していきたい」とした。

日刊工業新聞電子版2016年4月22日

COMMENT

明豊
デジタルメディア局
局長

三菱自動車は実質的な解体を覚悟しなければいけないほど深刻。エンジン事業は中国メーカーに今でもかなり売っているので、中国企業なら買い手はいるかもしれない。タイなどのASEAN事業も地域ごとなら工場ごと売れるかも。国内事業は誰もいらない。

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